学校では教えてくれない!勉強時間を増やすためにしてはいけないこと
こんにちは、だおです。
受験生のみんなにとって勉強時間って重要です。その勉強時間を確保したいですよね。
そして、そのためにみんながやりがちなことがあります。
しかし、そのなかには決してやってはいけないことがあります。
一見良いように思えても、実は学習にとっては意味がないばかりか、効率を著しく悪くする恐れがあるので注意が必要です。
今日はやってはいけない勉強時間の増やし方を解説します。
やってはいけない勉強方法は
睡眠時間をけずる
皆さんのような中学生は成長途中です。
勉強時間を確保するには
睡眠時間を削るのが早い
と思われるかもしれません。
しかし、睡眠は体にとってとても重要なものなので、十分な時間を確保することが望まれます。
14〜17歳では22時から午前2時の間に成長ホルモンが分泌されていますれが、これが成長に作用します。
この年齢の理想的な睡眠時間の目安は8~10時間とされており、最短でも7時間は睡眠時間が必要なのです。
睡眠時間が足りなくなると体に不調が起きるばかりか、頭にも栄養が回らなくなり、学習の効率を妨げる恐れがあるので結局は逆効果といえます。
私の塾講師時代にも、遅くまで勉強していて学校、塾の授業中に寝てしまう子がいました。そして、模試のときにも寝ている子がいて、驚かされたものです。
そして、睡眠には記憶を定着させる効果があります。
実は、睡眠学習という方法があります。
睡眠学習とは読んで字のごとく、寝ている間に勉強をすることです。
受験生なら嬉しい勉強法ですが、
「そんなことできっこない」
と思いがちです。
しかし、ノースウエスタン大学などの研究によると
「理論上は不可能ではない」
という結果が発表されました。
具体的な方法は、日中に学んだことを睡眠中に聞くというものです。こうすることで英単語や固有名詞などの単純暗記系のものが記憶に残りやすくなるのです。
なので、学んだことをしっかりと脳に定着させる意味でも、睡眠は削ってはいけないのです。学習には必要不可欠なものなのです。
さらに、受験勉強は長期戦なのでオールで勉強をするような行為は不向きであり、対応できない可能性が高いといえます。
身体や脳に無駄な負担をかけないように、適度に睡眠をとるようにしましょう。そして、朝型になるように睡眠時間を調節してください。
なぜなら、模試や定期テスト、受験の本試験もだいたいのものは午前中から始まるものがほとんどなので、朝に起きておけば脳を十分に覚醒させられるからです。
夜遅くまで勉強をして朝跳び起きて朝食もとらずに試験会場に向かうよりも、朝からしっかりと準備ができる朝型の方がはるかによい成績を出しやすくなります。
もちろん、授業も頭に入りやすくなるので勉強の効率も上げられます。勉強でよい結果を出すためにも早寝早起きを心がけるようにしましょう。
このように睡眠は大変大事なものなのですね。
そして、質のよい睡眠をとる方法を一つ紹介していきます。
寝る前にブルーライトを浴びない
最近特に言われているのが、就寝前にブルーライトを浴びないことです。
ブルーライトとはスマホやパソコンなどから発せられる青色の光のことです。
ブルーライトはかなり強いエネルギーを持っているので目から入ることで脳を刺激して覚醒を促します。すると布団に入っても脳が冴えているのでなかなか寝つけなくなるのです。
体内リズムが狂う原因となり健康の維持が困難になります。すると勉強にも悪影響が出てきますので、寝る前にスマホやパソコンは使用しないのがおすすめです。案外これが勉強時間が増えない一番の原因だったり(笑)
つまり、勉強の結果を上げるためにはしっかりと睡眠をとるのが有効です。
特に7時間以上の睡眠が必要で、22~2時の間に眠っておくのがベストといえます。
一方、睡眠を削ると疲れが残り記憶が整理されないので勉強をするにはかなり非効率です。そして、昼寝もおすすめです。昼寝の時間なんてないと考えるかもしれませんが、昼寝をすると眠気がなくなって午後の勉強がはかどります。
今後はあまり寝る時間を削って勉強しようと考えず、勉強と睡眠時間の関係を理解して睡眠をしっかりとするようにしましょう。
ブルーライトに気を付けて質の良い睡眠をとることができれば、睡眠時間を減らさなくても勉強効率を上げて成績をアップさせられるようになります
だおはみんなの合格を心から願っています。