30分でつくれて、一気に成績が、ぐいっと伸びる」まとめノート
こんにちは、だおです。
今日は皆さんお待ちかねの間違いノートの話です。
みなさん「間違いノート」を作っていますか?
勉強はなるべく効率的にしたいものですよね。
長時間勉強したくない人ほど「間違いノート」を作りましょう!
間違いノートとは「自分が間違えた問題だけをまとめたノート」のことです。
私は間違いノートを活用したことで、
・中学校で学年1位
・生徒を渋谷幕張高校に合格させる
してきました。
この記事では、間違いノートの作り方と、どんな効果があるのかをお伝えしていきます!
最後に「間違いノートを作るのさえも面倒くさい」というあなたに裏技も紹介しています。
まずは、「間違いノート」の効果です
間違いノートを使うと効率的に勉強が進む理由は大きく分けて2つあります!
ひとつは忘れたころに解ける
忘却曲線って聞いたことありますよね。
人は時間が経つと、学んだことをどんどん忘れていくというデータです。
人が何かを学んだ時、
20分後には42%忘れる
1時間後には56%忘れる
9時間後には64%忘れる
1日後には67%忘れる
2日後には72%忘れる
6日後には75%忘れる
31日後には79%忘れる
ということが分かります。
間違いノートでは、間違えた問題を忘れたころに解き直します。
これを繰り返すことで記憶が定着するのです。
ポイントは、完全に忘れてから解き直すのではなく「1日→3日→1週間→1ヶ月」と少しずつ間をあけていくこと。
こうすることで「解き方を思い出す時間」を最小限に抑えられます。徐々に長期記憶で覚えていることが増えるイメージですね!
2つ目は、間違えた問題「だけ」を解ける
正解した問題を何回も解いても意味がありません。
効率的に勉強するためには「必要な勉強だけする」ことが大切。
ここで「必要な勉強」とは、間違えた問題を正解できるようにすることです。
もうすでに解ける問題を何回も解くことではないんです。
間違いノートを使うことで、間違えた問題だけに集中的に取り組めます。
「間違いノート」の作り方と使い方
では、実際に作っていきましょう。
超簡単な3ステップで完成です。
さて、そんな便利な間違いノートを作る方法はとても簡単です。
ステップ1 問題を解いて、丸付けをします。(どの教科でもOK)
ステップ2 「間違えた問題」と「答え」を間違いノートに書き写します。
ステップ3 その問題に必要な知識が入っている参考書の内容を貼り付けます」
これで完成!
ただし、間違いノートを作っただけで問題が解けるようになるわけではありません。
間違いノートに写した問題を1日後、その3日後、その一週間後、その1ヶ月後に解いてみましょう。
これが間違いノートの使い道です。
間違えた問題を記録し、繰り返し解くことで、苦手な問題をマスターしていきましょう!
こんな感じ↓
そして、この間違いノートの効果を発揮できるように気をつけることが1つあります。
1つは、余白を多く作る
また、間違いノートには余白を多く作ることをおすすめします。
最初はうまく理解できない問題も何度か解いているうちに理解できるようになります。でも、またすぐに解けなくなることも。
そんなとき、答えだけでなく、余白に計算過程も書き留めてあると便利です。
次に解くときに一から理解し直す必要がなくなります。
自分が理解したことや、計算過程を書く余白を多く作っておくとかなり時短になるのです。
イメージはこんな感じ↓
続けるコツと注意点
私が間違いノートを利用していくうちにわかった、続けるコツがあります。
問題を写すのが面倒な人へ
問題集によっては、ページをそのまま切り取ってもOKです。
私は過去問の問題を間違いノートに書くことが多かったので、問題ごと切り取って、のりで貼り付けていました。写し間違えもないし、時短になるのでおすすめです。
ただし、ページの裏に大切なことが書いてないか確認が必要です。
解説や途中式もしっかりと書く
答えを書くだけでなく、解説や途中式もしっかり書いておきましょう。最初に問題を解いたときに自分なりに理解したことも書き留めておいてください。
そうすることで、次に解くときにまた間違えても
「どこで間違えたか、どうするべきだったか」
がパッと見てわかるようになります。
解き直すときは、また一から理解し直すのではなく「過去の自分」に助けてもらいましょう。
間違いノートを作ると、
・テスト前に見直すのが簡単
・解き直すのを忘れない
というメリットがあります。
ですが
「わざわざノートにまとめるのが面倒で、結局やらないんだよなぁ」
という人もいると思います。
そんな方は、問題集の間違えたところに付箋をつけるだけでもやってみてください。
間違えたところに貼る付箋の色を決めて、ペタペタ貼ってみて!
間違いノートを作った方が効率的ですが、作らないよりは付箋を貼るだけでもやった方がましです。間違えた問題を日々意識するだけでも差が出てきます。
「勉強したくない」
「だけどいい成績取らなきゃ、受験に合格しなきゃ」
というあなたにこそ、間違いノートを作って欲しいと思います!
ゲームのレベル上げだと思って楽しく取り組んでいきましょう。
本日は以上です。
だおは、みんなの受験合格を心から願っています。