もう迷わない!高校受験

塾講師を5年間務めており、高校受験のエキスパートのだおです。こまったらコメントに質問してみてね!

志望校選択〜虎の巻〜 準備編

こんにちはだーおです。

 

今回はみなさんが避けては通れない志望校選択についての内容です。

 

まだ4月ですが、高校受験合格に向けて志望校を決定するべきと親御さんや先生から口を酸っぱくして言われてると思います。

 

そのなかで自分は将来何をすればいいのかな。

 

この高校に入って、もしくは目指して間違ってないのかな。

 

このような不安が出てくると思います。

 

今回はその悩みを解決するために計3パートに分けて書かせていただきます。

 

今回は1回目のいちばん大事な準備編です!

 

何事も準備が一番肝心です。家を作るときや、料理するときも、材料選びや良い材料がいい家やいい料理を作ります。

 

 

高校の志望校選び準備編

最初に、志望校決定する前の準備について説明します。

 

ポイントは、全部で6つです。

1.将来の夢の実現

2.行きたい高校を選ぶ

3.家族と相談する

4.公立か私立か国立か?

5.受験方式で選ぶ

6.情報収集を行う

 

1.将来の夢の実現

自分の将来の夢を実現するための目標の通過点になる志望校を選択してください。

 

もし、現段階で将来の夢が決まっていなくても心配はありません。

 

しかし、その後の自分の将来の大学に進学をしたいのか?高校を卒業してから働きたいのか?

 

このくらいでいいので自分の人生設計を行ったほうが良いです。

 

それによって志望校の選択肢の範囲が定まってきます。 

 

2.行きたい高校を選ぶ

12月頃までしっかり勉強していれば、学力や偏差値は伸びつづけていきます。なので、現在の学力は無視して、自分自身、子ども自身の本当の気持ちを大切にしましょう。

 

時間的な余裕と志望校合格までの強い思いがあるなら、生徒の学力は努力次第でグングン伸びていきます。

 

受験直前まで偏差値、学力は伸び続けます。

 

また、自分自身にとっても行きたい学校を目標にしたほうが、勉強のチベーションアップにもつながります。

 

例えば、模試の判定が悪かったり、偏差値が伸び悩んだり、偏差値が下がってしまっても、「わたしは必ずこの学校に行くんだと」気持ちを切らさずに目標の志望校まで邁進していけます。

 

3.家族と相談する

「子どもの意見」と「親の意見」に違いがみられることは珍しくありません。

 

意見が分かれることは、当たり前なのです。

 

親と子どもで高校に求める価値観や優先順位が異なるからです。

 

例えるなら賃貸の部屋を決めるときと同じようなものです。駅から近いほうがいいのか、風呂、トイレが別がいいのか、キッチンがフタクチあったほうがいいのか、南向きの部屋や角部屋、プロパンガスと都市ガスどっちがいいかなどなどあります。

 

優先順位は人によって変わってきます。

 

それと同様に高校の志望校の決定は、例え親子で意見が食い違っても子ども一人ではできません。

 

必ず、本人の将来のために家族会議を開くようにお願いして、自分と親と向き合って、じっくり話をすり合わせて言ってください。

 

保護者の方のサポート抜きで志望校合格は難しいです。

 

結果、結論は一度では出なくても構いません。

 

なので何回も繰り返し家族会議を開き、自分にあった志望校を選択して言ってください。

 

志望校は何回変わっても出願する日までは、変更が可能です。そして、何より家族で相談することが大切です。

 

4.公立か私立か国立か?

 

都道府県立と市立、町立などの高校を公立高校と呼びます。

 

民間の人が作った学校が私立高校です。

 

国立高校は国立大学附属の高校です。大学進学のみならず、6年間と長く通っていただくことで人間教育にも主眼をおいています。

 

以上、公立・私立・国立という大きな枠組みを知っているだけで志望校が決めやすくなります。

 

5.受験方式で選ぶ

高校受験においてもさまざまな受験方式があります。自分の得意な受験方式で受験できる高校を選択するのも一つの手です。

 

 高校入試には、大きく分けて「推薦入試」と「一般入試」の2つがあります。

(都道府県や学校により名称や制度が違う場合があります)。

 

推薦入試は主に面接や小論文、推薦書などの学校生活での活動や部活動などの課外活動の活躍の結果をもとに合否を決める入試です。

 

多くは一般入試より先の1月上旬~2月上旬に行われます。

 

6.情報収集を行う

 

普段から、気になる高校のホームページや、「高校の検索サイト」のようなサイトをチェックすることを心がけてください。

 

 また、学校の担任や塾の先生からの情報も役に立ちます。

 

さらに『高校案内』という冊子が県ごとに発行されています。

 

こちらにも、学校の場所や行事、設備、その第一志望校からの大学進学率なども丁寧に載っています。

 

さらに、卒業生、在校生の声のような実際に学校に通っている生徒の声を見ることができます。

 

最寄り駅のホームなどにも高校の看板が出ていることもありますので気になる学校は必ずチェックしていきましょう。

 

 

このように準備だけでも結構やることが多いと感じるかもしれません。しかし、準備が何よりも肝心なので自分の未来を定めて、自分自身が一番納得行くような第一志望校を選んでほしいです。

だおの今日のまとめ

  • 準備が一番肝心!
  • 自分の将来を考えて、自分自身が納得行く第一志望校を!
  • 入試直前まで偏差値、学力は伸びる!