迷わない志望校選択〜実践編〜
こんにちは、だーおです。
成績が全然伸びない。志望校を諦めるべき
進路面談で志望校は無理と言われた……
諦めるかどうか、どうやって判断すればいい?
こんな悩みを抱えていませんか?
模試の結果などを受けて、現在の実力と志望校のレベルがかけ離れている現実を目の当たりにし、
「どうしよう……」
と思い悩む気持ちはわかります。
私自身思うときがとても多かったです。
しかし、早い段階で志望校を諦めてしまう必要はありません。
今が3年次の11.12月頃であれば、成績を伸ばす時間はまだ十分にあります。
基本的には最後まで必死に勉強して、思い切って挑戦することをおすすめします。
特に私立高校は基本的に何校でも受けられるため、安全圏の高校の目星をつけておけば、志望校を諦める必要はないでしょう。
しかし、公立高校を第一志望にしている場合や、経済的な理由などで私立高校を複数校受けられない場合はいずれ
”挑戦するか、諦めるか”
決断する必要が出てきます。
なので、
今回の3回目では、
実践的な志望校の決め方について
お話させていただきます。
最初に志望校の決定の時期です。
11月末から12月上旬までには最終決定しましょう。
最終決定するまでのポイントを以下にまとめてみました。
1.志望校をいつ決めるのか
2.現在の学力を知る
3.学校説明会に参加する
4.進学実績を確認する
5.通学を考える
6.部活動を調べてみる
7.先輩の話を聞く
8.自分で決める
1. 志望校をいつ決めるのか
11月末から12月上旬までには決定しましょう。
このときに併願校もあわせて決定してください。
12月中旬になると学校で最後の三者面談が行われます。
そこで、志望校を学校の先生に伝えて、願書を提出することになります。
その場で志望校が決まっていない・・・
となると担任の先生も不安になりますからね。
場合によっては、
塾の先生のほうが志望校や高校受験の知識が豊富で親身になって相談に乗ってくれることがあります。
2.現在の学力を知る
志望校を最終的に決めるためには、
子どもの学力、偏差値を知る必要があります。
子どもが行きたい高校に合格できるかどうかは、
どの都道府県でも共通のモノサシである
『偏差値』で判断しています。
分かりやすいからです。
自分の偏差値を知るには、偏差値を出してくれる模擬試験を2,3個受けるとよいでしょう。
模試の結果の偏差値や学校の通信簿の内申点を計算して子どもの学力を客観的に把握してください。
そして
『安全校』合格率90% 余裕で合格できる!
『打当校』合格率60% この調子なら合格できる!
『挑戦校』合格率30% 頑張れば合格できる!
と3校決めてください。
3.学校説明会に参加する
高校が主催している学校説明会に積極的に参加してください。
他にも合同学校説明会なども多く開催されています。
コロナの影響で多くは夏休みや9.10月頃に開催されています。
参加する理由は、
高校の教育方針やカリキュラム、高校生活全般やクラブ活動、卒業生の進学実績について詳しい話を聞くことができます。
施設や授業の見学ができる場合もあります。
自分の目で志望校の校風や雰囲気、通っている生徒の状況などを確かめるよい機会です。
4.進学実績を確認する
行きたい高校の進学実績を確認することは大事です。
理由は、将来の大学受験を見据えた場合、合格実績が一つの判断材料になるからです。
ほとんどの高校では、高校の大学の進学実績をホームページ上などで公表しています。
自分の行きたい大学があれば、その大学への進学を検討している生徒にとっては、志望校の進学実績は参考になるはずです。
また、大学受験では推薦合格で入学する生徒の割合が70%です。
多くは高校と大学との約束事である『指定校推薦』があります。
つまり、志望校に自分の行きたい大学の指定校推薦枠があるかも確認してみてください。こちらは、高校案内という冊子に書いてあります。
進学実績をチェックしてみてください。
5.通学を考える
自宅からの距離も志望校選びに影響を与えます。
通学時間に多くを費やすようでは、通学だけで疲れてしまい自宅での勉強に支障をきたす場合があります。
通学はできるだけ負担を軽くしたいと思うのが一般的です。私、だおは自宅から10km離れた高校に通学に片道40分かけて自転車で通っていました(笑)。
また、通学する際にターミナル駅を経由したくないという保護者の方も多くいらっしゃいます。
なぜなら、ターミナル駅には誘惑が多いのも事実です。そして、朝の通学時間には満員電車に乗ることになり、学校に到着するときにはヘトヘトになっているからです。
6. 部活動を調べてみる
高校の部活動もチェックすると良いでしょう。
なぜなら、高校生になると部活動も活発に行われ,部活動自体の種類も増えます。
運動系の部活も文化系の部活もさまざまな種類の部活動があります。
野球やサッカーなどの部活動の成績で志望校を決める生徒も多くいるからです。
なかには、スポーツ推薦などの制度を利用して高校を受験することも可能です。
高校生活の3年間を過ごす上で部活動はかかせません。
必ずチェックしましょう。
7.先輩の話を聞いてみる
行きたい学校の先輩に話を聞くのは,とてもリアリティがあります。
「百聞は一見にしかず」です。
本人の理想のイメージと現実のギャップを埋めることが出来るのでとても良いことです。
学校の先輩がいなければ塾の先生に話を聞いて、紹介してもらうようにしてください。
先輩の話を聞いてモチベーションが上がる生徒も多くいます。
やる気を高めることができます。
8.自分で決める
中学生が自分の意志だけで、
ここだ
と志望校を決めることは簡単ではありません。
なので、親がサポートしながら
最後は自分で決めさせるようにしましょう。
理由は、
自分で高校で何をするのか?
何がしたいのか?
いろいろと自問自答しながら、自らで決めることは、その判断に責任を持つということです。
さらに、自分で決めるとうことは、人に決められることよりも満足度が高いです。
そうすると受験勉強や高校入学後の苦しいときやしんどいときに、弱音を吐かず、自分に負けず戦ってくれる、素敵な大人へと高校生活を通じて成長してくれるはずです。
どうでしたか。計3回に渡って高校受験の志望校選択についてかかせていただきました。
何よりも大事なのは、
自分で志望校を選ぶ
これだけです
だおの今日のまとめ
- 周りからたくさんの情報を取り入れる!
- 自分の将来を考えて、自分自身が納得行く第一志望校を!